第43回 静岡ホビーショー 
第15回モデラーズクラブ合同作品展

   レポート 太智くんのお父さんのレポート                                  坂本英

1年に一度のモデラーの祭典が今年もやってきました。「轍」として6回目の参加になる今年は,去年までとはかなり違った静岡遠征になりました。というのは,参加メンバーが最多の8名,車は2台,展示スペースも展示作品もすべてが最大規模になったことです。参加者は,去年の5人(坂本,堀内,目附,山根,永見)に山名,西尾,足立の3人を新たに加えた8名になりました。(未完成チーム所属の福島会員を含めると9名!)

 今年は1号車の11人乗りハイエースにほとんどの作品を積載し,坂本,山根,永見,山名のAFVを中心とする4名が乗り,2号車の目附会員の愛車280馬力Xtrailには堀内,目附,西尾,足立のアニメ・キャラクターを中心とする4名が搭乗し,24時間闘えるよう山名さん差し入れのリゲインを飲んで一路静岡をめざしたのであります。

〜道中,故あって略〜 

浜名湖のSAに到着したのは午前2時半,まだ暗い中,我が「轍」の会員は同類を求めて入って行ったのです。1号車の面々は,疲れと日が変わったその日の体力を温存すべく仮眠に入りましたが,トラックのアイドリングが耳について眠れません。皆さん地球にやさしく,無駄なアイドリングはやめましょう。

5時には浜名湖を出発,6時すぎ少し時間調整してなぜか北の方からツインメッセに到着。すぐに荷物を搬入口付近に降ろし,私は車を駐車場へ,慣れたもんです。ほどなく開場,作品の展示にかかります。山根さんはT55MODELERSのコーナーで大忙しなので,私はそちらも気にしつつ「轍」のブースを構築,ややっ!リハーサルのときよりも作品数が多いような気がするぞ。何かが増殖しているようだ。それでも堀内副会長の今年の目玉作品であるフィギュアを特別テーブル(ダンボール箱製)に展示し,何とか収めることに成功。展示ブースは去年の1.5倍でしたが,作品数が増えたため,それでも詰め込みすぎの感じ,今年の「轍」の充実を如実に物語るこの事実。

今年注目を集めた作品は足立新会員のUボートのジオラマでした。荒波にもまれながら浮上するダイナミックなジオラマが受けたようです。やられた!次には,永見会員の長大な装甲列車や山根会員の密度の高いジオラマ,山名会員の動きあふれるT-34のジオラマ等でした。今年は全体的にフィギュア作品が少ないこともあり,堀内副会長や福島新会員の美しいフィギュア作品も人気がありました。

今年は絶対飲みに行くぞー!と去年から決心していたので,綿密な夜の計画を立て行動にうつしました。まず,パーティーでは私がアルコールを我慢して(別名「生中」とまで呼ばれているこの私が!)挨拶が始まると車を回しておく。飲まないので短時間で一応餌を食う。乾杯から30分もすると退散,「轍」の5名とプリンツオイオイ(以下オイオイ)のメンバー3名を加えて車でレインボーテンへ出撃。約1時間皆それぞれに物欲を満たす。私もワゴンセールのレジンフィギュア2セットと真鍮線などの材料を補充。そして,「轍」メンバーがホテルでチェックインを済ませるとまだ8時過ぎ,いわゆるひとつの「宵の口」ってやつです。

タクシーに乗るとかば◎氏,むー氏等Niftyの面々,F.M.の鈴木社長という濃い人たちと合流すべく居酒屋に向かうが,あいにくその部屋はすし詰めの満席でした。やむなく轍4人とオイオイ3人で飲む。オイオイの方のお蔭で轍だけの寂しい宴会は回避できました。遠方の方とこうして飲むビールはまた格別!我慢していたこともあってすぐに生中4杯空けちゃいました。しかし,昨日からの疲れ,睡眠不足のために不覚にもこれまで・・・しょうがないから「芋のお湯割り一杯!」これで止めだ。せっかく話が弾んだのに何を話したか,ーったく覚えていない。

タクシーでホテルに帰ったのですが,まだ物足らない3名は近くのラーメン屋へ行きさらにビール1本とラーメンを食し,やっと満足してホテルの一室へ消えるのでした。

二日目,超絶作品をHPで発表している川村邦人さんたちと楽しい語らいをし充実した気分になって,さらに作品を鑑賞していると,永見さんが私を探しに来て「山田卓司さんが呼んでるよ。」というのです。そりゃすっ飛んで戻りましたよ。そしたら金子さんもいて「息子さんの作品に金子辰也賞を贈ることになりました。」というんです。こらまたなんだい!おべはちけーがね。(訳:これはなんということ!すっげーびっくりしたなぁ)その後トークショーが始まると,息子太智のT-34/85と私のKV-1を持ってステージ脇に待機。山田卓司賞のマジでスッバラシイ(特に草の表現が秀逸)ジオラマ大作の次に品疎な単品2点を持って登場。金子さん『お父さん負けてますよ,お父さんがんばれと・・・』私の耳元で山田さん『失礼ですね。』いいんです。私は息子のマネージャーでもやらせていただきます。でも,数年前に一応パチコンで銅賞をもらった過去の自信作のKV-1なのに。(T_T)それにしても,はっきり言えることは,モデラーとしてオヤジより有名になっていることは間違いないですね。来年は太智も連れて来てやりたいと思いますが,部活があるからどうなりますか。

ドキドキのトークショーが終わると,すぐに4時になりました。撤収作業は今年他のブースへ出品していること,作品数が多いことなどで去年より30分も時間がかかってしまいました。さらに静岡ICまでが大渋滞で40分ぐらいかかったでしょうか。今年は2台だったので,予め次どこのSAで休憩と決めていたのですが,私が話に夢中で約束のSAを通り過ぎてしまい,あわてて携帯で連絡するということもありましたが,雨にもかかわらずスムーズに走ることができました。出発が遅かったのでレンタカーを返して自宅に到着したのは午前3時25分になってしまいました。

祭りが終わって腑抜けになっていますが,作りたいものは山ほどあります。自分がただ完成の喜びをえるための製作から他人に見せる,そして注目を集め,あるいは評価を受けたいため,轍の例会に持って行くため,雑誌の作例のためと目的が多様化?してきました。その目的によっていろいろなアイテムを違ったアプローチで製作することになります。1年に1・2作は,時間をかけてとことんやりたいように作ってみたいものです。

ステージ上で はしゃぐ わださか の図