例会便り

  例会の参加者はこの悲しいニュースをもう知っていたので,いつもとは違う空気が会議室に流れていました。今年の1月に入会され,例会に欠かさず新作を持って出席されていた足立文生さんが不慮の事故のため急逝されたのです。氏の思い出話から今月の例会が始まることになってしまいました。

私も遅くなりましたが,昨日ご自宅へお悔やみにお邪魔し,お母様から「轍に入ってからは,毎月の例会を楽しみにしていました。静岡から帰ると作品の荷解きはせず,もう来年の作品の計画を話していました。」というお話を聞くにつれ,本当に残念というより悔しく思いました。いまだに信じられない気持ちですが,故人のご冥福を心よりお祈りいたします。

以前「轍」に籍を置いていた石田昌之氏から氏がテナントで出店している東出雲町のスーパーアイパルテのイベントとして模型展の依頼がありました。その件について協議し,9月18日(土)〜20日(月)の三日間展示会を開催することになりました。会場の関係でスペースは長机8脚分程度ですので,作品数も80作程度になりそうです。詳細は今後詰めるということですが,皆,現場を知らないということだったので有志7名で例会後下見に行きました。

第1回展示会でデコトラ模型をゲスト出品していただいた森山さんが久しぶりにデコトラ作品を持参されました。轍会員にはこのジャンルを作るものがいないので珍しく拝見しました。

今日の例会参加者は,坂本,堀内,谷口,松田,竹谷,柏木,永見,山根,山名,西尾,長崎,坂本太の12名でした。

久しぶりにというか,通常例会に参加するのは初めてではないかと思うのは,古参会員で自称呉支部長の松田会員です。最近結婚し,心身ともに充実しているようで,製作も怠りありません。仕上げが終わっていないといいながら,3作を呉市から持参してくれました。画像は135タミヤのM36です。いつか松江市に帰ってきてくれたらうれしいのですが。

  竹谷会員は,例のごとく途中作品を持ってきていました。ガンダムから○○です。できの悪いキットだそうで,プラバンなどでプロポーションの変更など手を入れてあります。

柏木会員は,車の塗装済みキットを見せてくれました。ボディーは塗装・デカール・クリア塗装がされており,組み立てるだけでいいようです。完成品やこのようなキットが売れる時代なのか,と考えさせられてしまいます。

永見会員は,組み立て途中のトランペッターの上陸用舟艇やアランの1号Sig自走砲を持ってきました。アランのキットはやっぱりアランのキットだったそうです。あちこち干渉するので切った貼ったしないと形にならないようです。完成作品は、静岡で発表したリリスと従者,大型スケールの自作フィギュアで静岡でも目立っていたものです。

山根会員は,今月のモデルアートの作例タミヤの135 M113A2のビネットを持参。よくまとまった構成や,車両に所狭しと詰まれた荷物など見所の多い作品です。また,最近山根会員の中でのマイブームなのでしょうか,SF宇宙船もの今回はアオシマ1600アブゾノールを自分の解釈で作成しています。もうひとつは未完成ですが,アオシマ1600ドグマックはジオラマとして製作中です。

山名会員は,両方とも兵士満載のキューベルワーゲンとコマンドワーゲンです。それぞれフィギュアは自然なポーズに改造されており,ジオラマとして完成するのが楽しみです。ショッキングなシーンの再現なので受け入れられるかどうかが心配です。

西尾会員は,いつもの(^^)ハセガワ172のYF−22Sを完成させています。今回も色違いの同型機を3機完成させています。黒いD-1番機,青いマックス機,赤いミリア機です。

長崎会員は,F84Fが完成。凸モールドを凹モールドに彫りなおすなど意欲的な作品です。キャノピーの窓枠などの塗り分けがシャープになるともっとかっこよくなると思います。

坂本太準会員は3号戦車2点です。一方はタミヤ135 3号戦車L型です。汚し塗装の後,デカールを貼ったため,そのうえからまた汚しをかけたため汚くなってしまいました。もう一点は未完成ですが,為石会員からのいただき物,クレオス1353号戦車L型です。

私も山根会員と同じ今月のモデルアートの作例,タミヤの135 M577のビネットを持参。キットのフィギュアをそのまま使ったお手軽ビネットです。車両は細部をディテールアップし,塗装ではアルミ装甲なのでシルバーでチッピングをしてみました。

冒頭で述べたように,活躍中の足立会員を亡くすという悲しい出来事がありましたが,9月の関西AFVの会,東出雲町での展示会とイベントがありますので,めげずに新しい目標に向かってがんばって行きたいと思います。